【横浜市磯子区】磯子区発祥!家系の名店巡り Part6: いちばん家
【横浜市磯子区】磯子区発祥!家系の名店巡り Part5: 藤井家
家系ラーメン発祥の地、磯子区にはまだまだ知られていない家系ラーメン老舗があります。
ところで家系ラーメンの老舗の見分け方はご存知でしょうか?今日紹介するのは杉田家と壱六家の丁度中間というすごい立地にある老舗いちばん家ですが、看板にご注目ください。
例えば、前回の記事で紹介した藤井家の看板には「横浜家系ラーメン」と大きく書いてありますが、いちばん家のノボリには「横浜ラーメン」としか書いてありません。というのも「家系」はそのラーメン家のファンであるお客さんが勝手に呼び始めた名称で、ラーメン屋が自ら名乗った訳ではありません。
なので、老舗の看板には”家系”とは書かれていない店も多いのです。
そんな いちばん家のネギラーメンがこちら。スープは杉田家とも壱六家とも違うライトな味わいです。
いちばん家の特徴はトッピングにコーンとバターがあること。ライトな家系ですがコーンバター醤油とんこつラーメンというカロリー爆弾の刺激的な一杯が出来上がります。バターでスープがさらにまろやかになりますが、もちろん卓上調味料のにんにくとの相性もバッチリです。
杉田家と壱六家という家系を語る上で外せない名店に挟まれている立地となると、気になるのが麺です。麺は家系ラーメンの定義のひとつ。家系ラーメンは、いくつかある特定の製麺所の麺しか使用しません。酒井製麺の杉田家と長多屋製麺所の壱六家。それに対していちばん家は丸山製麺を使っています。これはまた家系の代表的な麺です。
今日は有名店に挟まれた立地の「横浜ラーメン いちばん家」をご紹介しました。
いちばん家、飲み干す一杯です。
横浜らーめん いちばん家