【横浜市】お子様がいるご家庭の皆様、抗原検査キットは届きましたか?
神奈川県教育委員会から、新型コロナウイルスワクチンをまだ接種できない年齢のお子様(県内の保育園、幼稚園、小学校及び特別支援学校に通う)がいる家庭に、それぞれの施設や学校経由で抗原検査キットが届いています。金沢区・磯子区の小学校にも配布が始まりました。
※詳しい事業の内容は以下のページをご覧ください。
抗原検査キット配布事業(第2弾)児童等のいる家庭対象 – 神奈川県ホームページ
抗原検査とは、ニュース等でよく聞くPCR検査とどの様に違うのでしょうか?そんな疑問をお持ちになる方もいらっしゃると思います。インターネットで調べても、たくさんの方が様々な主張をしているので、何が正しいのか、心配になってしまいませんか?
インターネットで調べる際は「公的」な情報をぜひ参考にしてください。ここでは抗原検査を知るためにいくつかのWebサイトをご紹介します。
まずは、厚生労働省のページです。少々、専門性が高い話になりますが、遺伝子配列を調べるPCR検査(抗体検査)と異なり、抗原検査ではウィルスを特徴づけるたんぱく質を調べるという事が書かれています。
もう少し分かりやすい説明が、社会福祉法人恩賜財団済生会のWebサイトにありました。この団体は1911年、明治天皇の下付金により設置された団体で、秋篠宮文仁親王が総裁としてお勤めになられています。以下のページも公的な情報として参考になるかと思います。
このページは検査の精度(感度や特異度)の話も丁寧に説明があり、とても分かりやすくまとまっています。
抗原検査はPCR検査に比べて、ウイルス量がある程度ないと判定ができないので、無症状での使用は意味が無いそうです。ただ気温も急激に下がり秋の気配を感じはじめた今週、インフルエンザについての話題も聞こえてきています。「この熱はなに?」と、急な発熱の際に検査キットが手元にあるのは大変ありがたいです。
もちろん陽性判定がでたら、医療機関にて確定診断をする事になりますので、新型コロナウイルス感染症専用相談窓口への連絡をお忘れなく。検査キットに関するお問い合わせは、検査キットと共に配布される案内から専用WEBサイトへアクセスしてください。
この、体調が崩れやすい時期に、いち早く体調不良や発熱など、原因が切り分けられる抗原検査キットの配布は本当に助かりますよね!しかし、理想は配布された検査キットの出番がないこと!新型コロナウイルスやインフルエンザ以外にも、ウイルスが元気になるこれからの季節を万全の感染症対策でなんとか、乗り切りって行きましょう!!