【横浜市磯子区】緊急事態宣言解除後の杉田家は?【横浜家系ラーメン】
緊急事態宣言がようやく解除されましたね。リバウンド防止期間等と言われていますが、カウンターで黙々とラーメンを食べるのはいかがでしょうか。
横浜家系ラーメンの聖地と言えば、横浜市磯子区。総本山の吉村家創業の地には、今では、免許皆伝のお弟子さんの杉田家があります。緊急事態宣言中は20時閉店となっていましたが、緊急事態宣言解除後はどうなったのかと取材に行ってきました。
緊急事態宣言中もですが、解除後もお店は大盛況です。
定番のラーメン。家系は、この杉田の地で吉村実氏が作り出した醤油豚骨ラーメンの事で、屋号に「家」がついている事から、そう呼ばれるようになりました。この吉村家で修業した方が、新たにラーメン店を開業し、またそのお店で修業した方が、新たにラーメン店を開業しと、だんだんと全国に広がっていきました。なので、吉村家を頂点とした家系図が書ける事が特徴です。
家系ラーメンが全国的に流行した後は、吉村家とは弟子師匠関係の無い、家系ラーメンを名乗るお店が沢山出てきましたので、今では、そういったお店も含めて「横浜家系ラーメン」というラーメン界の一大ジャンルを形成しています。
杉田家は吉村実氏の一番弟子のお店です。横浜駅近くに移転後の吉村家は味がどんどん進化していますので、どちらかというと元祖家系ラーメンの味はこちらの杉田家の方が楽しめます。美味しい家系ラーメンの肝は何といっても豚骨。セントラルキッチンで作ったスープを使う店舗が多い中、吉村家直系の杉田家は、もちろん店内で豚骨を焚いています。
なので、運が良いと、こんな豚骨の山がお店に運び込まれる所が見られます。これを鍋に入れる所は、正に圧巻です。味も日によって、時間によって異なるのも、店内で豚骨を焚いている証。まさに家系ラーメンの醍醐味ですよね。
さて、そんな杉田家ですが、緊急事態宣言後の営業時間はどうなったでしょうか?
営業時間が21時までに延長されたようです。20時までだと、仕事帰りに普通に一人で晩御飯と思っても、ラストオーダーに間に合わなかったりと夕食難民になる事もありますので、この1時間は大きいかもしれませんね。(相変わらず、朝5時からの朝ラーメンは健在です。)
そんな杉田家ですが、持ち帰りラーメンもやっています!店舗は相変わらずの混雑ですので、おうちで家系の味を楽しむのも良いアイデアですね。緊急事態宣言後に家系ラーメンを「黙食」「中食」はいかがでしょうか?
杉田家